October 21, 2003

こんな

こんなインターネットの端っこで言及しなくとも幾つものサイトで既に言われている事だろうからわざわざ書くのも癪なのですが、だがしかし触れざるを得ないだろう、
星井七瀬『恋愛15(イチゴ)シミュレーション』
5万枚限定生産。
ラップ歌謡。
そこの君、これを聴かずして2003年後半何を聴くというのか。

あ、以後『七瀬』ね。
僕の中で七瀬はもう星井。相川は過去の人。

歌詞やトラック自体には特筆すべき要素が少ないのですが、強引に名曲に仕立て上げている七瀬のフロウには地力を感じます。
僕らの考えるリズム感と七瀬のそれとは別の概念であるとしか思えない、まさに天賦の才能とはいえまいか。
例えるなら、トレーニングを受けるとダメになるボブ・サップタイプ。
リトルバード・ネイション(K1)やさんぴんキャンプ(PRIDE)を引っ掻き回す小さなビースト。
神様は時々こういういたずらをする。

あと、この曲はCDで聴くよりもテレビで視聴した方がよいです。
ステップがぎこちなくてハラハラさせられたり、英語の発音が妙に良かったりと見所がてんこもり。
やたらとフォトジェニックなので、写真とテレビ映りの落差も素晴らしい。
ていうかそのおぼこさ自体も七瀬の魅力。
日記の顔文字も凄い。

兎にも角にもジョージアラッパーズには猛省を促したい。
「♪♪社長にガツンとゆうたったぁ〜〜」
知るか。

13歳の少女にも我々が教わることは沢山ある。